この感動は、プライスレス―２０１１年アメリカの旅②

アメリカ旅行二日目。
無事に催行決定となったグランドキャニオン日帰りツアー。仲介してもらった旅行会社はパーク・ツアー。地球の歩き方ｗｅｂでリンクがあったので飛んでみたのです。日本語でのメールでのやり取りで支払いはドル立て。基本クレジットカード決済のようです。グランドキャニオンにのみでなく、ほかの国立公園へのツアーや、日帰りだけでなく泊まりでのツアーもあります。
で。
ぼくが最初お願いしていたのがシーニック航空で行く、グランドキャニオン日帰りツアー。ボルダーシティ空港を９時に出発する便。グランドキャニオンに飛行機で行く日帰りツアーはもうひとつ、ヴィジョン航空もあるのですが、こちらのほうが料金が安かったのと、時間の選択がシーニックのほうが多かったのです。内容はほぼ違いなし。かかる時間も、ランチボックスがつく点も同じ。ヴィジョンが一日二便に対し、シーニックが三便。なので、一番使いやすい９時出発のもので申し込んでおいたのです。これだとホテルピックアップが７時ごろ。ラスベガスに帰ってくるのが１７時ごろ。ね？楽でしょｗ
それが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・orz
オバマめ・・・（①参照ｗ）
と、いうことで、何とか催行され、予約が取れたヴィジョン航空の７時ノースラスベガス空港発便でのグランドキャニオン行きとなったのでした。



ヴィジョン航空、７時ノースラスベガス空港発ツアーのホテルピックアップ時間は５時３５分。泊りがモンテカルロという大きいホテルだったから直接ホテルピックアップだったのかもしれません。一応、集合場所は「指定ホテル」という風になってたので。
とりあえず、前夜が遅かったにもかかわらず、無事に起床できｗ少しおなかが減ったのでフードコートにあったマクドでコーヒー購入。まだ暗い時間で涼しかったのでホット。Ｓサイズ。

Ｓサイズ！？ｗ
いや、日本のＭサイズですが・・・・（ぴったり日本のＭと同じ大きさでした）
アメリカのマクドはドリンクバータイプが多いのでドリンクのサイズって基本ないのです（日本のＬサイズカップを渡されて終了）。がフードコート内のためでしょう、カウンターでドリンク入れてサーブするパターンでした（でもリフィル有＝おかわりＯＫ）。しかし、コーヒーはサイズチョイスあったのです。日本的想定でＳって言ったのにｗよかった、Ｍにしないで・・・ｗ
ついでに。朝早いのにカジノが２４時間営業で小腹減った人が多かったのか、結構お客さんがいたんですが、商品お渡し側の列に並んでしまったおばちゃんが「私が先よ！」とスーパーキレていてｗどこの国にでもおるんか、こういうお客さん・・・と、しみじみｗｗｗｗ
しみじみしつつ五分前に集合場所に行ったらすでにいる送迎バス。
アメリカのくせに（をい）集合はえぇ！！！ｗｗｗｗｗ
そして大型バスはほぼ満員。日本人多数ｗ
・・・・・・・確か、飛行機って定員二三十人だったはずだけど・・・乗れるのか？これ？
おまけに、日本人客の中に今年の佐藤琢磨のキャップ（緑のナンバー５ですな）をかぶってる人がいて、思わず凝視ｗ（←こらこら）現地に行ってわかったのですが、十人くらいのホンダ関係者ご一行様でした（慰安旅行？子ども連れだったし）。なぜわかったかというと、ホンダのペナントを取り出して集合写真をとっていたからですｗ（ちなみにベラージオ宿泊でした！ｗｗ）
あー、だから琢磨かぁー
ホテルピックアップから約三十分。ノースラスベガス空港着。まずチェックインです。パスポート必要なのでお忘れなく。
都合六十人近いお客さんでした。飛行機を二便飛ばす模様。
並んでいる間に空港ロビーみたいなところを見回すと、グランドキャニオンの現地の気候状況の掲示が。グランドキャニオンの最低気温は４度。
４度！？
真冬っ！？
寒いと聞いていたからカーディガンと長袖着てきてるけれども、コート必要な気温じゃないかっ！
ちなみに半袖なツワモノも・・・・ｗ
チェックインが終わると、座席指定。座席、指定というか決定するための体重測定ｗ中型機なのでバランスを取らないといけないのだ。なので、行きも帰りも同じ飛行機で同じ席。一応グループで近くなるようにくらいの配慮はしてあるけれど、席の移動はＮＧです。
あ、体重は別に他の人にはばれないのでご心配なくｗｗｗｗ
少し出発まで待って、搭乗開始。その直前にお昼ご飯というか、ランチボックスが配布されます。三種類から選べました。ビーフかターキーかベジタブル。野菜には心惹かれなかったのでｗぼくがビーフ、母がターキーを選んでシェアすることにしました。

あのぅ・・・箱が大きくてやや邪魔なんですがｗｗｗｗ
しかも重い。
と思ったら、メインのサンドイッチらしき包みと、ポテトチップス（こちらではいわゆるポテチ、カ○ビーとかのみたいな塩味の、はつけあわせ扱いでよくサイドメニューで登場する）、丸ごとりんごに水。
そーりゃあ、箱大きいし重いわｗ

機長さんは女性で、かっこよかったです。

パーサーさんが男性でした。
そして、するっと離陸。
うーん、さすが小さい飛行機。うるさいし揺れるｗぼくらが行った時は天候に恵まれてたので、そこまで揺れはしませんでしたが、ジェット機と比べたら、そりゃあ、飛んでる感満載ｗ
席は一列、通路、二列という配置でぼくは一列席だったのでひたすら窓にかじりつきｗ

夜が明けてきました・・・。ん？

あれはもしや、先日インディのレースでダン・ウェルドンが亡くなったラスベガスのサーキットだろうか・・・？
確証はなかったけれど、黙祷。

これはきっとフーバー・ダム！

おぉ！なんか景色が高低差出てきたぞぉ！
と、まぁ、パシャパシャ一人写真撮ってたもので（他のお客さんは朝早かったので寝ている方が多い。もったいない！←いやいやいや）、斜向かいにお座りのパーサーさんに若干呆れ顔で見られていた気がします・・・

グランドキャニオン空港に着陸し、バスに乗り換えて国立公園内へ。グランドキャニオンサウスリム、つまり南側の崖側で見て回ります。要するに見える崖の景色は北の崖なんですがね。日本人がイメージしている「グランドキャニオン」はこのサウスリムからの絵が多いらしい。ノースリムは南に比べて少し高いところで南側を見下ろす感じになり、東西はそれはそれで景色がまた違うそうだ。
日本人がすごく多くて（三分の二くらい？）、日本人ガイドのつく日本人用バスが大型ｗその他英語ガイドバスは小型ｗｗ
そして衝撃的な発表がここで。
時間通りに帰らないと、オバマさんの航空規制に引っかかってラスベガスに帰れなくなるらしい！！
ここでもオバマｗ
オバマさんが来ることを知らなかった人が多かったみたいで（最初からこのツアーで手配してたら、そりゃ、知らないわな）「えぇー！」という盛大なリアクションが。なんか、今回の参加者、妙にテンションの高いリアクションのよい日本人一行でしたｗ
まず、向かったのはブライトエンジェル・ポイント。
ロッジやおみやげ物屋があり、手前でバスを降りて、観光案内所みたいなところで軽く説明を受けたので、ちょっと歩かないといけないのかと思ったら、奥の扉を抜けたら、
もうそこはグランドキャニオン！！！

衝撃でした・・・。
まだ、朝も早いので日の当たっているところと影の部分のコントラストもきれい・・・・・・というか、とにかく圧巻。
見渡す限りグランドキャニオン（そらそーだ）ｗ写真ではなかなかこの空気感というかスケールというか、伝わらない・・・・・・むむむ

底のところまで約１８００ｍ。１、８ｋｍ。
・・・・・・・・・・・・・キロですかっ！
だというのに、自然保護のためらしく柵のないところも。
こっわ！！ｗｗｗ
そんなところを恐る恐る除いていたら、年配のおじいさん（アメリカ人？）に「Ｃａｎ ｙｏｕ　ｆｌｙ？」と言われ、おもわず「のーのーのーのー！」と言ったら大笑いされた。なんか、ぼく年配の外人のおじ様方にもてるんだよな。大体いじられるｗ
実際問題として、転落事故も年に数件起きているらしい。おまけに、こんなところで自殺する輩もいるらしい。下手なビルより間違いなく死ねるけど、こんな壮大なとこで死なんでも・・・うむむ。

黄葉もきれいでした。
が、その根元に丸いものが転々と・・・
鹿の・・・かな。
公園内には野生の鹿とかリスとかいろんな動物がいる。ここのポイントに来るまではスクールバスくらいしか（国立公園内に学校があるのだ！しかも偏差値高いらしい！ｗ）見なかったけど、次のポイントに行くときには鹿は見ました。リスはちょろちょろいます。けれど、このリス、可愛いなーとか触ったりしてはいけないのだ！狂犬病持ってるので、もし噛まれたら病院送りで、かつ、餌をあげようとしたとみなされて罰金取られるらしい！
恐るべし、リスｗｗ
次に向かったのはマーサー・ポイント。ブライトエンジェル・ポイントの百倍すばらしいとガイドさんが言っていたけれど、確かにすごい景色だった！視界が広い！

ブライトエンジェル・ポイントの視野が大体１２０度くらいなのに対して、マーサー・ポイントはほぼ１８０度！どうもぎざぎざしているところの飛び出た方の端に当たるらしい。

ぼくはお弁当を絶対にグランドキャニオン見ながら食べる！と決めていたので（何そのこだわりｗ）、ここでご飯。ちなみにビーフとターキーだったらビーフのが当たりでしたｗターキーのほうはパンがすごく大きくてもそもそして薄味だったので付いていたマヨネーズとかケチャップとかで味を調整しないと微妙でした。ビーフのがラップロールみたいな感じで、味も塩味ほどよく、美味しかったですｗｗ
食べ終わってごみをまとめていたら、フトモモにチョンという感触。
ん？
リス君がぼくのフトモモに手を付いてぼくの顔を見上げておりました。
ぬわぁぁぁぁぁぁ！！！！
思わず逃げるｗ狂犬病と罰金いやだぁ！

が、追いかけてくるリス。
逃げるぼく。
・・・・グランドキャニオンでは外でご飯食べないほうがいいかもｗ

回ったポイントは結局二つ。
他にも、ビューポイントはあるらしいし、ハイキングトレイルもあるので、もし次行けたら今度は泊まりで滞在したいです。ラバに乗って谷底に降りるツアーとか（予約一年先まで埋まっているらしい！）谷底に徒歩で降りるとか（十時間くらいかかるらしいけど）。谷底から見上げる景色も見てみたいですなぁ・・・

なんて思いながら、空港に戻ると衝撃の出来事が。
飛行機一便飛べませんでした！！
たまたま、ぼくが乗るほうではなかったのですが、飛べなくて来れなかったほうの飛行機の人たちはここからバスで帰ることに！！
片道５時間。
・・・・うむ・・・地上から車で往復するグランドキャニオン日帰りツアーもあったんだけど、半額くらい安いんだけど、それにしなかったのが、このかかる時間がネックだったんです。
けれど、飛行機と地上と両方の景色見られるっていいなぁ・・・と思ったりもｗ
とはいえ・・・帰りの飛行機から地上を見ていて「あー、あの道で帰るのかなー」と思っていたら・・・・・・・ひたすら荒野・・・。
寝るなｗ
うん、寝る。残念。

幸運にもさっくりラスベガスに戻れたぼくたち。ちゃんと１１時半には着陸できました。時間にルーズといわれるアメリカ人が集合時間ばっちり厳守したのが、どれほど時間に遅れるとやばいかというのを物語っていて笑えました。
しかし・・・日中のラスベガスは大渋滞。そこからホテルに戻るまでに一時間強かかってしまいました。
ホテルに戻って・・・小腹がすいていたので再びマクドにｗ

日本ではもうさよならしてしまったミックスベリーヨーグルト的なもの（なんかベリーがフローズンだった）と母はホットコーヒーのＭサイズ。でかいよ、Ｍｗｗｗ
部屋の掃除してるかなー、と思ったものの、少し部屋に戻って仮眠。仮眠後、ラスベガスの街の観光に出ようとしたところで、やっとルームキーパーさんたちが回ってきました。間に合うのか・・・？ｗ連泊のところを後回しにしているのかな？ｗ

ラスベガスのメインストリート、ストリップ。

昼と、夜。
乗ってみたかったのでニューヨーク・ニューヨークのジェットコースターは乗っておきました！ちょっと、１４ドルは高かったかなぁｗ
そして無目的にストリップをぶらぶら。
一応、ベラージオの噴水ショーとＴＩトレジャー・アイランドのショー「セイレーン・オブ・ＴＩ」は見ようというつもりで時間管理。
スーベニアショップやらＭ＆Ｍ’ｓのショップ「Ｍ＆Ｍ’ｓワールド」と、コカコーラショップ「エブリシング・コカコーラ」をぶらりぶらり。コカコーラショップではキャラクター（？）の白い熊との撮影会が実施されてて大行列。

Ｍ＆Ｍ’ｓワールドにはＮＡＳＣＡＲの展示もありました。
そこまでＭ＆Ｍ’ｓが好きなわけではないんですがｗちょうど靴紐がぼろぼろになっていて変えたかったので靴紐を購入。ホテルに戻った後すぐ交換しました。これ、この後、いろんなところで気付いた人には大うけでしたｗ
ストリップのメインエリアは、それほどの距離があるわけでもないのですが（二キロってとこ・・・？）平日だというのに人が多くて疲れてしまい、マクドを見つけた母が「サンデー食べたい！」と言い出し、本日三度目のマクドｗちなみにストリップ沿いにはパッと見、三軒のマクドがあります。

入ったのはこのマクドではなかったのですが・・・ｗ母はアップルキャラメルサンデー。ぼくはアイスキャラメルラテ？でも、なんか生クリーム乗ってナッツも渡された。基本、カウンターの上に置かれているメニューってないのですよ（「なんかこいつ通じねーな」となると突然出てくるｗ）。だから、なんか出ていたＰＯＰを指差して注文したんですが、でかい・・・・・・・ｗ味はまぁまぁ、美味かったです。ちと、甘かったｗ
そこからまた歩いて、ちょうどよい時間くらいにベラージオ着。

向こう側がシーザース・パレス。ストリップを挟んだ向かいが、パリス。

エッフェル塔と凱旋門がありますｗｗ
ラスベガスで、ラスベガスだというのに、ニューヨークにエジプトにパリに北イタリア、モナコと・・・。
モンテカルロはモナコでベラージオは北イタリアのコモ湖畔イメージらしいです。

噴水ショーは約五分。ぼくらが見たときは「Time to say good bye」でした。曲と、それに合わせた噴水も何パターンかあるらしいです。他のパターンも見たかったんですが、帰りは結構帰るのに必死になってしまい・・・ｗうむ。残念。
そこから、また、てくてく歩いて、ＴＩへ。
程よき時間に行けたと思ったら、すでに人だかりで見やすいところは全滅。おやぁ・・・

ショーは要するにセイレーンシスターズが迷い込んできた海賊をおちょくってたら海賊の仲間が、仲間を取り返しに来てバトル発生みたいな？ちょっと英語力必要だった・・・。そんなに広くない池なのにちゃんと海賊船登場したり、火が出たり、なかなか大掛かり。だが、ぼくらが見てたところがちょうど海賊さんたちのはけ口だったみたいで、ヤられた海賊さんたちが続々と自ら上がってくるところが見えて・・・ははは。
見終わって、休憩したマクドで決めたバリーズのバフェに行こうとしたら、バフェが見当たらない・・・。ガイドブックが古かったのかなぁ・・・と、仕方がないので、その隣で安価らしいフラミンゴのバフェに。シーフードがあるらしい（シーフード充実でも結構値段するのがリオにあるらしいｂｙガイドブック）。

しーふーど・・・？
どこからどう見てもザリガニ？これぞアメリカザリガニ！ｗｗｗｗ
食べてみた。
・・・・・・・・・・・・海老がいいです（涙）
海老と蟹のボイルしたのもちゃんとありましたｗデザートコーナーが結構充実していて、クレープ焼いてもらえるコーナーがあったり、チョコレートファウンテンがありました。
またまた、やや食べすぎなくらい食べて目をつけておいたお土産を買って徒歩で帰ってちょうどお腹がいい具合にｗホテルの近くにプレスリーの銅像パフォーマンスをやってる人がいて（ぼくは、そのパフォーマンスを知っていたので「あー」とか思ったんですが、母は知らなかったので、動いた瞬間ものすごく驚いてましたｗ）、しばらく驚かされてる人々を眺めて帰りました。
帰ってからぼくはちょろっとカジノへ。といっても、テーブルだと５ドルからという最低賭けレートだったし、言葉も不安だったのでｗコンピュータ相手のもので、ブラックジャックを少々。機械だとクォーター（２５セント）から掛けられるマシンもあるので１ドルでも結構遊べるんです。それにブラックジャックス好きなんですよねー。スロットとかポーカーだと自分の裁量で変えられる部分が少なくてストレスになるんですｗブラックジャックだと自分で決められるからよいｗｗｗテーブルゲームも後ろから見てきたりはしてきました。うーむ、あぁいうところでスマートに遊べる程度には英語力つけたいなｗ
あ、結果は１５ドルばかり貯金してきましたｗ

三日目は、まずラスベガスからロサンゼルスへ移動。
朝ごはん代わりにまたまたマクド。

今度はぼくが気になってた朝マック。フルーツとヨーグルトとナッツ。これ美味かった・・・。ちょっと朝食べたいときにぴったり。他のメニューは大体日本と同じ。
空港へ行って、出発までの時間、機械のマシンで母に教えながらまたブラックジャック。ここのマシンやたら強くて一ドルが瞬殺されましたorz
そして母がおもむろにおなか減ったと言い出しブリトー購入。・・・このブリトーかなり美味しかった・・・！
今回は直接チェックインしたので来るときに悩んだゾーンもはっきりわかりｗ無事に搭乗。

ガイドさんが席取ってくれたので窓側の席になりました！

荷物の積み込みやってるー。
・・・・・。
あの、コンテナとかじゃなくって、剥き身で運ぶですか、そうですか・・・・・・
などと、離陸を待っていた。
滑走路に向かい、離陸の態勢に入った・・・・・・
時。
エンジン停止。
？？？？？？？？
入ったアナウンスで聞き取れたのは「ＶＩＰ」と「ｓｔｏｐ」だけ。
が、周りの人たちが「ｐｒｅｄｉｄｅｎｔ」と呟き、ビジネスマンたちが電話を掛け始めるのでわかりました。
オバマかっ！！！

つづく