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2011年とキャラメルボックス [キャラメル徒然]

2011年12月25日16時半ごろ。
クリスマスツアーの大千秋楽を全て見届け、お客さんがロビーに出始めたのがこれくらいの時間だったと思います。
確か、2010年末にトライアスロンパスのハテナ気象台が来たときには演目発表されていたので、震災後に決定された演目ではないのに、今にぴったりというなんとも運命的な『流星ワゴン』。
お芝居本編にも大分泣かされたのですがwぼくは思わずカーテンコールで泣いてしまい、ロビーに下りた後もしばらくは、つつけばまだ泣ける、くらいの状態でしたww

カテコで泣くってのはせいぜい宝塚の卒業公演かキャラメルでカテコの挨拶(もしくは三本締め)が面白すぎて笑い泣くくらいだったのですが、こたびは、まず最初のお辞儀での役者陣の充実した、あるいはやりきったというか、とにかく満たされた顔に涙腺をやられ、菅野さんのフリートークでぐだぐだの長さになった(笑)三本締めのあと、お辞儀しながら西川さんがごそごそと隣のじょーじ君と三浦さんと手をつなぎ始め、「あ、手ぇつないで万歳する?」とこっちには見えたのですが体を起こすまでに端まで伝わりきらずwみんなで手を挙げたときに、少し列がグダッて
西川さんがセンターに乗っての万歳になったのです。
(カテコの列はセンターを西川さんとじょーじ君で割っていた)
その光景が、「今のキャラメル」をものすごく象徴している気がして、涙腺大決壊ww

震災もですが、おそらく震災並みかそれ以上の衝撃をキャラメルのお客さんにもたらしたと思われるのが、西川さんのご病気でした。
夏の緊急公演『銀河旋律』も西川さんの様子を見たくて行った人も多かったと思います。
そこから、まさか、クリスマス公演の新作で出演されるなんて!
ぼくは送られてきたハテナ見て一瞬絶句しました。
そして、本編を見てさらにびっくり。台詞量もですが、台詞の速さにびっくり
正直に言いましょう。
『銀河旋律』見たときには、復帰に相当な時間が掛かるのではと思ったのです。サルマルって役はあまり感情がつがつ出す役でもないし、激しい掛け合いもない。なのに、実はぼくは見ていて何度も心臓がヒヤッとしていたのです。「あぁ、結構時間かかりはりそうやなぁ・・・」というのが正直な感想でした。
『流星ワゴン』は原作を読んでいなかったので、西川さんの演じられる役がどんな役かも知らずに行ったのです。そして、途中にあったかなりのスピードでの台詞のやり取りに、一回目見たとき「うそやん」と思わず独り言してしまいました(観劇中の独り言はいけません!)
そして、千秋楽のカテコでの出来事。あの風景を見たときには、二階席でよかった!とつくづく思いました!センターに乗った乗らないってのは二階じゃないと見えなかったと思います。

2011年。
いろいろ起きました。
まだ終わってないこともいーっぱいあります。
明日、何が起きる変わらないと思い知らされた一年でもあります。
それでも。
生きてる以上はちょっとは楽しく前向きに。
とりあえず、前進する。
震災後も周りの人が変に思うくらい、前向きに、フラットにすごしてこられたのは、キャラメルサポーターをやってるからっていうのも一因だと思っています。
「笑って泣けるエンターテインメント」と作り続けていただける限り、ぼくはきっとキャラメルのお芝居を見に行くでしょう。
そんな、2011年。
昨日、二階席で見たあの風景を、ぼくは忘れません。

2012年も、その先も素敵なお芝居を期待します!
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