有川浩『植物図鑑』 [読書徒然]
久しぶりに、本の話題など。
『図書館戦争』のタイトルと装丁に惹かれて有川作品読み始めたのは結構前なのですが(と、言っても『図書館戦争』シリーズ一通り刊行されてたから数年前?)今や、新刊はおろか既刊本もなかなか図書館に戻ってこない人気作家さんになってしまわれましたw
で。
既刊本の中で映像化されてないけど「これ映像化してもいいのでは?」と思う一作がこれ『植物図鑑』。○HKあたりで丁寧めに作れば良作になるのではないかと。登場人物も少ないし・・・・・・・w
内容は、
野草の話
にちょこっと主人公たちの恋愛(爆死)
いやでも間違ってないと思う!w
これ読んで、ぼくは道端の草に思わず注目してしまうようになりました。しかし、ぼくが住んでる近くって道路整備の成果なのか、雑草すらあまり生えていない。畑の周辺になると生えてるんですがね。
あー、あのパスタとか食べてみたい~。
とか思ってるのですが。
あまり、精神的に引きずられる事も無く、フラットに読めます。『三匹のおっさん』、『阪急電車』も比較的読みやすい部類ですね。自衛隊三部作と『フリーター家を買う』はラストに向けてのカタルシスはあるけど、少し、きつい描写もあって読み時を選ぶんですなぁ、これが。
まぁ、一つ注意するとすれば恋愛成分が「キャラメル味のパンケーキにメープルシロップをドバ掛けして生クリームとチョコソース乗せた」ってくらいにベタ甘なのでそれだけが、苦手な人は要注意ってことですかね。
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